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カテゴリー:ピラティスについて

座るときに、背もたれに寄りかかる方必見!!

座ると骨盤が後ろに倒れてしまう原因と改善方法|ピラティスで整える姿勢

「椅子に座ると、いつの間にかお尻が前に滑っている」

「気づくと腰や背中が丸くなっている」

「背筋を伸ばそうとしても、すぐに疲れてしまう」

このような経験はありませんか?

このような座り方では、骨盤が後ろに傾いている状態になっていることがあります。

この状態を専門的には「骨盤後傾(こつばんこうけい)」と呼びます。

骨盤後傾は、単純に「姿勢が悪い」ことだけが原因ではありません。股関節の動かしにくさ、太ももやお尻周辺の柔軟性、身体を支える力、骨盤を動かす能力、普段の座り方など、さまざまな要素が関係します。

この記事では、骨盤後傾とはどのような状態なのか、なぜ座ると骨盤が後ろに倒れやすくなるのか、硬くなりやすい部位や使いにくくなりやすい部位、改善のためのストレッチや運動、ピラティスのポイント、日常生活で気をつけたいことまで分かりやすく解説します。

この記事のポイント

  • 骨盤後傾とは、骨盤が後方へ傾いている状態です。
  • 骨盤後傾は「姿勢が悪い」だけで起こるものではありません。
  • 股関節の動きや筋肉の柔軟性、体幹の使い方なども関係します。
  • 骨盤を無理に前へ倒すのではなく、自分で骨盤を動かしてコントロールできることが大切です。
  • ピラティスでは、骨盤・背骨・股関節・体幹を連動させながら身体の使い方を練習できます。

目次

  1. 骨盤後傾とは?
  2. なぜ骨盤が後ろに倒れてしまうの?
  3. 骨盤が後ろに倒れやすい人の特徴
  4. 硬くなりやすい筋肉・部位
  5. 使いにくくなりやすい筋肉・部位
  6. 骨盤が後ろに倒れたまま座るとどうなる?
  7. 改善するための基本的な考え方
  8. おすすめのストレッチ
  9. おすすめの運動・エクササイズ
  10. ピラティスで改善するポイント
  11. 日常生活で気をつけたいこと
  12. 運動はどのくらいの頻度で行えばいい?
  13. 改善するときの注意点
  14. よくある質問
  15. まとめ

骨盤後傾とは?

骨盤後傾とは、骨盤が後ろ側へ傾いている状態のことです。

少し難しく聞こえるかもしれませんが、座っている姿勢でイメージすると分かりやすいでしょう。

「お尻が前に滑り、腰や背中が丸くなっている座り方」では、骨盤が後ろへ傾いていることがあります。

例えば、椅子に座った直後は比較的まっすぐ座れていても、時間が経つにつれてお尻が前へ滑り、背もたれに寄りかかるような姿勢になることがあります。

このとき、骨盤が後ろへ傾き、それに合わせて腰や背中も丸まりやすくなります。

骨盤が後ろに傾くこと自体が悪いわけではありません。

骨盤は、座る・立つ・歩く・しゃがむなどの動作に合わせて前後に動きます。大切なのは、特定の位置に固まってしまうことではなく、必要に応じて骨盤を動かしたり安定させたりできることです。

そのため、骨盤後傾を考えるときには、単純に「骨盤を前に倒せば正しい」という考え方ではなく、骨盤を自分でコントロールできるかという視点が重要です。

なぜ骨盤が後ろに倒れてしまうの?

骨盤が後ろに倒れやすくなる原因は一つではありません。

普段の生活習慣、身体の柔軟性、股関節の動き、筋力、疲労、座り方など、複数の要素が関係している場合があります。

長時間座っている

デスクワークなどで長時間座っていると、身体は少しずつ疲れてきます。

すると、身体を支えるための力を減らそうとして、お尻を前へ滑らせたり、背もたれに寄りかかったりする姿勢になりやすくなります。

太ももの裏が硬くなっている

太ももの裏には、ハムストリングスと呼ばれる筋肉があります。

ハムストリングスの柔軟性が低下している場合、股関節を曲げた姿勢で骨盤の動きが制限され、骨盤を起こして座りにくく感じることがあります。

ただし、「骨盤後傾=必ずハムストリングスが硬い」というわけではありません。

股関節が動かしにくい

座る動作では、股関節を曲げる動きが必要になります。

股関節周辺の動きが少ない場合、身体は別の場所で動きを補おうとすることがあります。

その結果、骨盤や腰の動きが大きくなる場合もあります。

身体を支える力をうまく使えていない

座っているときも、身体はお腹や背中、骨盤周辺などを使って姿勢を支えています。

身体を支える力をうまく使えない場合、背もたれに頼ったり、骨盤を後ろへ倒したりすることで楽な姿勢を作ろうとすることがあります。

後ろに倒れた座り方が習慣になっている

毎日のように同じ座り方をしていると、その姿勢が自分にとって「いつもの姿勢」になっていきます。

そのため、意識して背筋を伸ばしても、すぐに元の姿勢へ戻ってしまうことがあります。

骨盤が後ろに倒れやすい人の特徴

次のようなことに心当たりがある場合は、骨盤が後ろに倒れた姿勢になりやすい可能性があります。

  • 椅子に座るとお尻が前へ滑る
  • 背もたれに強く寄りかかる
  • 腰や背中が丸まりやすい
  • 長時間座ると腰や背中が疲れる
  • 太ももの裏が硬いと感じる
  • 床に座ると背中が丸まりやすい
  • 「姿勢を良くしよう」とすると疲れる
  • 座っていると首や肩まで前に出てくる
  • 同じ姿勢から動き出すと身体がこわばる

ただし、これらに当てはまるからといって、必ず身体に問題があるわけではありません。

重要なのは、一つの姿勢が悪いかどうかではなく、姿勢を自分で変えられるかということです。

硬くなりやすい筋肉・部位

骨盤が後ろに倒れた姿勢が長く続くことで、身体の一部に負担が偏ったり、動かす機会が減ったりすることがあります。

特に確認したい部位として、次のような場所があります。

  • 太ももの裏(ハムストリングス)
  • お尻
  • 股関節周辺
  • 背中
  • 胸まわり

特に太ももの裏の柔軟性が低い場合、骨盤を起こして座る姿勢を作りにくく感じることがあります。

しかし、身体の状態には個人差があります。

骨盤が後ろに倒れているからといって、必ず特定の筋肉が硬くなっているとは限りません。

そのため、実際には身体の動きを確認しながら、どこに制限があるのかを考えることが大切です。

使いにくくなりやすい筋肉・部位

骨盤が後ろに倒れた姿勢が習慣になると、身体を支えるための筋肉を適切なタイミングで使いにくくなることがあります。

特に意識したいのが、

  • お腹まわり
  • 背中
  • お尻
  • 股関節周辺

です。

ただし、「この筋肉が弱いから骨盤後傾になる」と単純に決めることはできません。

大切なのは、筋肉の強さだけではなく、必要なときに必要な筋肉を使って身体を支えられることです。

骨盤が後ろに倒れたまま座るとどうなる?

骨盤が後ろに倒れた状態になると、骨盤だけでなく腰や背中も丸まりやすくなります。

その姿勢が長時間続くことで、身体の一部に負担が偏る場合があります。

  • 腰や背中が疲れやすい
  • 首や肩に負担を感じる
  • 頭が前に出やすくなる
  • 長時間座ることがつらくなる
  • 立ち上がったときに身体がこわばる

また、背中が丸まった姿勢では胸郭の動きが制限され、呼吸がしにくく感じる人もいます。

ただし、腰痛や肩こりなどの症状にはさまざまな原因があるため、骨盤後傾だけが原因とは限りません。

改善するための基本的な考え方

骨盤が後ろに倒れてしまう人が最初に意識したいのは、無理に背筋を伸ばすことではありません。

まずは、骨盤を前後に動かせる身体を作ることが大切です。

そのうえで、骨盤を動かした中から、自分にとって自然で安定した位置を見つけていきます。

改善のポイント

  1. 必要な部分の柔軟性を高める
  2. 股関節をスムーズに動かす
  3. お腹や背中を使って身体を支える
  4. お尻や股関節周辺を適切に使う
  5. 骨盤を前後に動かしてコントロールする
  6. 日常生活で同じ姿勢を長時間続けない

「骨盤を前に倒す」ことだけを目標にするのではなく、前にも後ろにも動かせることを目指しましょう。

おすすめのストレッチ

太ももの裏のストレッチ

椅子に座り、片脚を前へ伸ばします。

背中を丸めすぎないようにしながら、股関節からゆっくり身体を前へ倒します。

太ももの裏側が軽く伸びるところで止めましょう。

20〜30秒程度を目安に、痛みが出ない範囲で行います。

お尻のストレッチ

仰向けになり、片脚を反対側へ引き寄せるなどして、お尻をゆっくり伸ばします。

強く伸ばすほど効果が高くなるわけではありません。

「気持ちよく伸びる」程度を目安に行いましょう。

ポイント:ストレッチだけで骨盤後傾が必ず改善するわけではありません。柔軟性だけでなく、股関節の動きや筋力、骨盤をコントロールする能力なども一緒に考えることが大切です。

おすすめの運動・エクササイズ

① 骨盤を前後に動かす練習

仰向けになり、膝を立てます。

腰を少し反らせる方向と、腰を床に近づける方向へ、骨盤をゆっくり動かします。

この運動では、骨盤がどのように動いているのかを身体で感じることがポイントです。

② ヒップリフト

仰向けで膝を立て、お尻をゆっくり持ち上げます。

腰を反らせて持ち上げるのではなく、お尻を使って身体を持ち上げることを意識します。

最初は高く持ち上げることよりも、骨盤を安定させながら動くことを優先しましょう。

③ 体幹を安定させながら手足を動かす

仰向けの状態で手足を動かしながら、骨盤が大きく動かないようにコントロールします。

これは、身体の中心を安定させながら手足を動かす練習になります。

難しい場合は、動かす範囲を小さくして行いましょう。

ピラティスで改善するポイント

骨盤が後ろに倒れやすい方にとって、ピラティスは身体の使い方を見直す方法の一つです。

ピラティスでは、単純に筋肉を鍛えるだけではなく、呼吸をしながら骨盤・背骨・股関節・体幹などを連動させて動かすことを意識します。

骨盤の位置を感じる

まずは、骨盤が前へ傾いた状態と後ろへ傾いた状態を自分で感じられるようにします。

「どこが正しい位置なのか」を一方的に決めるのではなく、身体を動かしながら自分の骨盤の位置を認識していきます。

背骨を動かす

骨盤と背骨は連動しています。

骨盤だけを動かすのではなく、背骨を丸めたり伸ばしたりする動作を取り入れることで、身体全体の動きを感じやすくなります。

股関節を使う

座る・立つなどの動作では、股関節が重要な役割を持ちます。

股関節を適切に動かしながら、骨盤や背骨をコントロールする練習を行います。

体幹を安定させる

身体の中心が安定することで、手足を動かすときにも姿勢をコントロールしやすくなります。

ただし、「体幹を鍛えれば骨盤後傾が必ず改善する」ということではありません。

マシンピラティスを活用する

マシンピラティスでは、リフォーマーなどの器具を使用して、身体の状態に合わせて負荷や補助を調整できます。

マシンを使えば必ず効果が高くなるということではありませんが、動作の難易度を調整しながら身体の使い方を練習できることが特徴です。

Studio Soraでは

理学療法士の視点から、姿勢だけを見るのではなく、骨盤や背骨の動き、股関節の可動性、筋力、左右差、バランス、運動経験などを確認します。

そのうえで、ピラティスだけに限定せず、必要に応じて筋力トレーニングなども組み合わせながら、一人ひとりに合った運動内容を考えます。

自分に合った運動方法を知りたい方へ

「座るとすぐに骨盤が後ろへ倒れてしまう」「姿勢を良くしようとしてもすぐ疲れる」「自分に合った運動が分からない」という方は、身体の状態を確認したうえで運動内容を考えることが大切です。

Studio Soraでは、身体の状態や運動経験、目標などを確認しながら、無理なく続けられる運動を一緒に考えていきます。


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日常生活で気をつけたいこと

椅子に浅く座らない

お尻が前へ滑るような座り方は、骨盤が後ろへ傾きやすくなります。

まずは、お尻を椅子の奥へ入れて座ってみましょう。

坐骨を意識する

お尻の下には「坐骨(ざこつ)」という骨があります。

坐骨で座面を感じるようにすると、骨盤を起こした姿勢を意識しやすくなります。

足裏を床につける

足が床についていないと、身体が安定しにくくなることがあります。

必要であれば足台などを使用して、足裏で床を感じられる状態を作りましょう。

胸を張りすぎない

「姿勢を良くしよう」とすると、胸を張りすぎたり、腰を反らせたりする方もいます。

胸を無理に張るのではなく、頭が上から引っ張られているように身体を長くするイメージを持ってみましょう。

こまめに姿勢を変える

どれだけ良い姿勢でも、同じ姿勢を長時間続ければ身体は疲れます。

30〜60分程度を一つの目安として、一度立ち上がったり歩いたりして身体を動かすようにしましょう。

時間にこだわりすぎる必要はありません。仕事や生活の中で、こまめに姿勢を変える習慣を作ることが大切です。

運動はどのくらいの頻度で行えばいい?

骨盤後傾を改善するための運動は、まず週2〜3回程度から始める方法があります。

ただし、これは全員に当てはまる絶対的な回数ではありません。

ストレッチや骨盤を動かす練習など、負担の少ない運動は日常生活の中に短時間取り入れることもできます。

重要なのは、短期間だけ頑張ることではなく、無理なく継続できる運動習慣を作ることです。

ピラティスだけでなく、ウォーキングや筋力トレーニングなども組み合わせながら、日常的に身体を動かす時間を増やしていきましょう。

改善するときの注意点

骨盤を前に倒しすぎない

骨盤を後ろに倒さないように意識しすぎると、今度は骨盤を前に倒しすぎたり、腰を反らせすぎたりすることがあります。

「骨盤を前に倒す=正しい姿勢」ではありません。

骨盤を前後に動かした中で、自分にとって自然で安定した位置を見つけましょう。

痛みを我慢しない

運動中に腰や股関節などの痛みが強くなる場合は、動作を中止したり、範囲や負荷を調整したりする必要があります。

難しい運動から始めない

いきなり負荷の高い運動をするのではなく、まずは骨盤や背骨を動かす基本的な運動から始めましょう。

症状が強い場合は医療機関へ

腰や脚に強い痛みがある場合、脚のしびれが続く場合、明らかな筋力低下がある場合、運動によって症状が悪化する場合などは、自己判断で運動を続けず、医療機関へ相談しましょう。

骨盤後傾だけでは説明できない症状が隠れている可能性もあるためです。

よくある質問

Q. 骨盤が後ろに倒れているのは「悪い姿勢」ですか?

A. 必ずしもそうではありません。

骨盤は日常生活の中で前後に動くものです。

問題になりやすいのは、後ろに倒れた状態から戻りにくかったり、一つの姿勢を長時間続けたりすることです。

Q. 骨盤を前に倒して座ればいいですか?

A. 無理に前へ倒す必要はありません。

前に倒しすぎると腰が反りすぎる場合があります。

まずは骨盤を前後に動かし、自分でコントロールできる範囲を広げることを目指しましょう。

Q. 太ももの裏を柔らかくすれば改善しますか?

A. ストレッチだけで必ず改善するとは限りません。

筋肉の柔軟性だけでなく、股関節の動き、体幹の安定性、筋力、骨盤を動かす能力、普段の座り方なども関係します。

ストレッチと運動を組み合わせて、身体全体を見ていくことが大切です。

Q. ピラティスは骨盤後傾の改善に向いていますか?

A. 身体の状態に合わせて行うことで、改善方法の一つになります。

ピラティスでは、骨盤だけでなく背骨や股関節、体幹などを意識しながら動くため、姿勢や身体の使い方を見直すきっかけになります。

Q. 毎日ピラティスをしてもいいですか?

A. 運動の内容や強度によって異なります。

軽い身体の動きやストレッチは日常的に行える場合がありますが、負荷の高い運動では休息も必要です。

疲労や痛みが強い場合は、運動量を減らしたり休んだりしましょう。

Q. 椅子に座ると必ず骨盤が後ろに倒れてしまいます。どうすればいいですか?

A. まずは「背筋を伸ばし続ける」ことを目標にしないことが大切です。

骨盤を前後に動かす練習、股関節の動き、太ももやお尻の柔軟性、体幹の使い方などを確認してみましょう。

自分だけでは原因が分からない場合は、身体の動きを確認してもらい、自分に合った運動方法を見つけるのも一つの方法です。

まとめ

椅子に座るとお尻が前へ滑り、腰や背中が丸くなってしまう場合、骨盤が後ろへ傾く「骨盤後傾」になっていることがあります。

骨盤後傾は、単純に「姿勢が悪い」ことだけが原因ではありません。

太ももの裏やお尻周辺の柔軟性、股関節の動き、身体を支える力、骨盤をコントロールする能力、普段の座り方など、さまざまな要素が関係します。

改善するためには、

  • 必要な部分の柔軟性を高める
  • 股関節を動かす
  • お腹や背中を使って身体を支える
  • お尻を適切に使う
  • 骨盤を前後に動かす
  • 同じ姿勢を長時間続けない

といった方法を組み合わせることが大切です。

また、「骨盤を前に倒して正しい姿勢を作る」ことだけを目標にする必要はありません。

骨盤を前にも後ろにも自由に動かし、その中で自分にとって自然で安定した位置を見つけることが、快適な姿勢につながります。

ピラティスでは、骨盤だけでなく、背骨・股関節・体幹・呼吸などを組み合わせながら身体を動かします。

「座るとすぐに腰が丸くなる」「姿勢を良くしようとすると疲れる」という方は、姿勢だけを無理に直すのではなく、身体の動かし方から見直してみることがおすすめです。

骨盤後傾の改善で大切なのは、無理に「正しい姿勢」を作ることではありません。

骨盤・背骨・股関節などをスムーズに動かし、自分で姿勢を調整できる身体を目指していきましょう。

座り姿勢や骨盤の使い方を見直したい方へ

「座ると骨盤が後ろに倒れてしまう」「腰や背中が丸くなりやすい」「自分で運動しても何をすればいいのか分からない」という方は、身体の状態を確認したうえで運動内容を考えることが大切です。

Studio Soraでは、理学療法士の視点から姿勢だけでなく、骨盤や背骨の動き、股関節、筋力、左右差、運動経験などを確認し、一人ひとりの身体に合わせたピラティスやトレーニングをご提案しています。

無理に姿勢を固定するのではなく、日常生活の中で無理なく続けられる身体の使い方を一緒に考えていきます。


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姿勢を良くするには筋トレとピラティスどっち?目的と違いを理学療法士が解説

姿勢を良くしたい方へ ピラティスと筋トレどっちを選ぶ?

姿勢を良くするには筋トレとピラティスどっち?目的と違いを理学療法士が解説

「猫背が気になる」「写真を見ると左右の肩の高さが違う」「姿勢を良くしたいけれど、筋トレとピラティスのどちらを選べばいいの?」と迷う方は少なくありません。

結論からいうと、姿勢を良くしたい場合に「筋トレとピラティスのどちらか一方が必ず正解」というわけではありません。

ピラティスは、呼吸を利用しながら背骨や関節を動かし、自分の身体の位置を感じながら動きをコントロールする練習に向いています。一方、筋力トレーニングは、姿勢や日常動作を支えるために必要な筋力を高めていくことが主な目的になります。

この記事のポイント
姿勢は「背筋が弱いから猫背になる」といった一つの要因だけで決まるものではありません。関節の動き、筋力、身体の使い方、生活習慣などを確認し、必要に応じてピラティスと筋力トレーニングを組み合わせることが大切です。

姿勢を良くするには何が必要?

「姿勢改善」と聞くと、背筋を伸ばして正しい姿勢を維持することをイメージするかもしれません。しかし、人の姿勢はずっと同じ形に固定されているわけではありません。

座る、立つ、歩く、スマートフォンを見る、荷物を持つなど、状況によって身体の位置は変化します。そのため、見た目だけではなく、必要に応じて姿勢を変えながら身体を動かせることも大切です。

姿勢は筋力だけで決まらない

姿勢を考えるときは、筋力だけを見るのでは不十分です。例えば、次のような要素が関係します。

  • 背骨や股関節、肩などの動かしやすさ
  • 身体を支えるための筋力
  • 体幹や手足をコントロールする能力
  • 左右の動き方の違い
  • 立位や座位でのバランス
  • 仕事や家事などで長時間とっている姿勢
  • 運動習慣や日常の活動量
  • 痛みや過去のケガ

例えば、背中が丸く見える人でも、「背中の筋肉が弱い」「胸まわりが動きにくい」「股関節が動かしにくい」「普段の座位時間が長い」など、状態は人によって異なります。

したがって、猫背だから背筋だけ鍛える、反り腰だから腹筋だけ鍛える、と単純に決めないことが重要です。

姿勢改善ならピラティスと筋トレどっち?

ピラティスと筋力トレーニングには、それぞれ得意とする部分があります。そのため「どちらが姿勢改善に効果的か」という二択ではなく、自分の身体に何が必要なのかで考えることが大切です。

Studio Soraで行うマシンピラティス

Studio Soraのマシンピラティス

Studio Soraで行う筋力トレーニング

Studio Soraの筋力トレーニング

目的 ピラティス 筋力トレーニング
身体の動きを感じる 得意 方法による
背骨や関節を動かす 得意 種目による
動作をコントロールする 得意 取り組める
筋力を高める 負荷設定による 得意
段階的に負荷を高める 可能 得意

例えば、身体が硬く、背骨を動かそうとしてもうまく動かせない人なら、最初から重い負荷をかけるより、ピラティスを使って身体の動きを確認する方法があります。

反対に、関節の動きは十分にあるものの、姿勢や動作を支える筋力が不足している場合は、筋力トレーニングの重要性が高くなります。

「どちらが優れているか」ではなく、「今の自分には何が不足しているか」で考えることがポイントです。

姿勢に対してピラティスでできること

姿勢や身体の動きを確認しながら行うStudio Soraのマシンピラティス
負荷や補助を調整しながら行うマシンピラティス

ピラティスは「骨盤を正しい位置に戻す運動」や「インナーマッスルだけを鍛える運動」ではありません。

呼吸をしながら身体を動かし、背骨や手足の位置を感じながら動作をコントロールしていくことが特徴の一つです。

マシンピラティスでは、スプリングなどを利用して負荷だけでなく動作の補助も調整できるため、その人の体力や動かしやすさに応じて運動を設定できます。

「マシンだから効果が高い」ということではなく、身体の状態や目的に合わせて、運動の負荷や難易度を調整しやすいことが特徴です。

① 背骨や関節を動かす

長時間のデスクワークなどで同じ姿勢が続くと、普段使う動きが偏りやすくなります。

ピラティスでは、背骨を丸める・伸ばす・ひねるといった動きを取り入れながら、肩甲帯や股関節なども一緒に動かしていきます。

大切なのは単に大きく動くことではなく、無理のない範囲で必要な部位をコントロールして動かすことです。

② 自分の身体の位置に気づく

「肩に力が入っている」「腰を必要以上に反っている」と言われても、自分では気づかないことがあります。

ゆっくりした動作の中で身体の位置を確認することで、自分がどのように動いているのかを認識する練習ができます。

③ 動作をコントロールする

関節が柔らかければ姿勢が良くなるとは限りません。動く範囲があっても、その範囲をうまくコントロールできない場合があります。

ピラティスでは、呼吸や体幹、手足の動きを組み合わせながら動作を行うため、身体をコントロールする練習として利用できます。

医学的ポイント
ピラティスと姿勢に関する研究では、姿勢に対して有益な結果を示した報告がある一方、対象者や研究方法によって結果には違いがあります。そのため、「ピラティスをすれば誰でも姿勢が改善する」とまでは言えません。

姿勢に対して筋トレでできること

姿勢や動作に必要な筋力を高めるStudio Soraの筋力トレーニング
目的や体力に合わせて負荷を調整する筋力トレーニング

筋力トレーニングの大きな役割は、身体に負荷をかけ、必要な筋力を高めていくことです。

姿勢を変えるために筋肉を無理に固め続けるという意味ではありません。立つ、座る、歩く、物を持つなど、日常生活のさまざまな場面で身体を支えるための能力を高めていきます。

姿勢を保つには「力」も必要

ピラティスで身体の動かし方が分かってきても、負荷が大きくなったときに身体を支える力が不足していることがあります。

例えば、スクワット、ローイング、ヒップリフトなどを状態に合わせて選び、回数や抵抗を調整することで、下半身や背中、体幹などに段階的な負荷を与えられます。

筋トレは姿勢を「固定する」ためだけではない

筋トレというと、マシンで重い重量を持ち上げるイメージがあるかもしれません。しかし、運動初心者であれば、自分の体重や軽い負荷から始めることもできます。

重要なのは重量の大きさだけではなく、目的に合った種目を選び、フォームや疲労を確認しながら少しずつ負荷を調整することです。

自分にはピラティスと筋トレのどちらが必要?

同じ「猫背が気になる」という悩みでも、背骨の動き、筋力、身体の使い方、生活習慣などによって必要な運動は変わります。

徳島のStudio Soraでは、理学療法士の視点から身体の状態を確認し、ピラティスとトレーニングを組み合わせながら運動を考えています。

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姿勢や運動について気になることがある方は、LINEからご相談いただけます。

ピラティスと筋トレを組み合わせる理由

Studio Soraが姿勢への運動を考えるときに大切にしているのは、ピラティスか筋トレの二択にしないことです。

例えば、背中が丸まりやすい方の場合、次のように運動を組み立てることがあります。

① 身体の状態を確認する
背骨や肩まわりがどの程度動くか、筋力や動作にどのような特徴があるかを確認します。

② ピラティスを行う
背骨や肩甲帯を動かしながら、身体の位置や動きをコントロールする練習を行います。

③ 筋力トレーニングを行う
必要に応じてローイングやスクワットなどを取り入れ、身体を支えるための筋肉に段階的な負荷をかけます。

④ 日常動作につなげる
立つ、歩く、物を持つなど、日常生活でも使える身体機能につなげていきます。

もちろん、全員がこの順番になるわけではありません。身体の状態によっては筋力トレーニングを中心にしたり、ピラティスの割合を多くしたりします。

「動けるようになること」と「必要な力をつけること」の両方を考えられるのが、ピラティスとトレーニングを組み合わせるメリットです。

Studio Soraでは姿勢をどう確認する?

「一人ひとりに合わせた運動」と言っても、何を見て運動を変えるのかが分からなければ具体性がありません。

Studio Soraでは、理学療法士の視点を活かし、必要に応じて次のような点を確認しながら運動を考えます。

  • 痛み・既往歴:安全に運動できる状態か、避けるべき動作がないか
  • 関節可動域:背骨、肩、股関節など必要な部分がどの程度動くか
  • 筋力:身体を支えたり動かしたりする力が不足していないか
  • 姿勢:立位や座位で身体がどのような位置になっているか
  • 動作:腕を上げる、しゃがむ、歩くなどで身体をどう使っているか
  • 左右差:左右で動きや力の出し方に大きな違いがないか
  • バランス:立った状態で身体をコントロールできるか
  • 運動経験・体力:現在の体力に対して運動の難易度や負荷が適切か
  • 目標:見た目の姿勢、動きやすさ、健康維持、スポーツなど何を目指すのか

これらを踏まえて、「動きが不足しているなら動きを練習する」「筋力が不足しているなら負荷を加える」「動作のコントロールが難しいなら運動の難易度を下げる」といった調整を行います。

1回で姿勢を完成させることを目標にしない

運動直後に「身体が伸びた感じがする」「動きやすい」と感じることはありますが、それだけで長期的に姿勢が変化したとは判断できません。

身体機能や運動習慣の変化を目指すには、継続して取り組むことが重要です。

そのためStudio Soraでは、難しい運動を一度だけ行うことよりも、その人が無理なく継続できる強度や内容を考えることを重視しています。

自宅で姿勢のためにできる運動

姿勢が気になる場合、自宅でも「同じ姿勢を長時間続けない」「身体を動かす時間をつくる」ことから始められます。

① 椅子に座って胸を開く運動

椅子に浅く座り、両手を頭の後ろに添えます。息を吐きながら軽く背中を丸め、息を吸いながら胸を開くように上半身を起こします。

5〜10回程度を目安に、腰だけを大きく反らさないように行います。痛みが出る範囲まで無理に動かす必要はありません。

② 壁などにつかまってスクワット

壁や安定した場所に手を添え、足を肩幅程度に開きます。お尻を後ろへ引きながら、無理のない範囲で膝と股関節を曲げ、立ち上がります。

8〜12回程度から始め、痛みがなく余裕があれば回数を調整します。

③ 座りっぱなしを減らす

特定の「良い姿勢」を何時間も維持しようとするより、仕事や家事の合間に立つ、歩く、肩や背中を動かすなど、姿勢を変えることも大切です。

運動習慣がほとんどない方は、短時間のウォーキングなどから日常の活動量を増やす方法もあります。

痛みがある場合の注意
姿勢の変化と痛みの原因は必ずしも同じではありません。強い痛み、外傷後の症状、しびれや感覚障害、明らかな筋力低下などがある場合は、姿勢改善を目的とした運動だけで対応しようとせず、医療機関への相談を検討してください。

まとめ|姿勢改善は「どっち?」より自分に必要な運動を選ぶ

姿勢を良くしたいとき、ピラティスと筋トレのどちらか一方だけが正解というわけではありません。

ピラティスは身体の動きや感覚、コントロールを練習しやすく、筋力トレーニングは必要な筋力を段階的に高めていくことに適しています。

そして姿勢には、関節可動域、筋力、身体の使い方、生活習慣など複数の要素が関係します。

自分に必要な運動を考えるためには、「猫背だからこの運動」「反り腰だからこの筋肉を鍛える」と決めつけるのではなく、まず現在の身体の状態を確認することが大切です。

徳島のStudio Soraでは、理学療法士の視点を活かして身体の動きや筋力、姿勢、運動経験などを確認し、ピラティスとトレーニングを組み合わせながら、その方に必要な運動を考えています。

姿勢が気になるけれど、何から始めればいいか分からない方へ

「身体が硬くてもピラティスはできる?」「運動初心者でも筋トレできる?」「自分にはどんな運動が必要?」など、現在の体力や運動経験に合わせてご相談いただけます。

Studio Soraでは、身体の状態や目的に応じてピラティスとトレーニングを組み合わせ、継続しやすい運動を提案しています。

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